PERSONALITY

パーソナリティ

MEMBER

「こだわり」・・・自分を知る、自分が変わる

上田 紗菜

Ueda Sana

  • 採用:2021年4月
  • 総合支援学校
大学チーム
吉田南総合図書館 配架図書整備
  • 担当業務を教えてください

    私は大学チームで業務を担当しています。大学チームでは各部署のかたから色んな依頼を受けて、封入や資料作成、データ入力などの業務をしています。あと今はコロナ対策で演習室や講義室などの消毒やアルコールボトルの交換を定期的におこなっています。
    専任で担当している業務は、吉田南総合図書館の図書業務に週2回と、文学研究科の給与明細書の仕分けを1ヶ月に1回しています。
    図書館業務では主に2つの業務を担当しています。1つは書籍のハンコ押しです。本の形状や材質に合ったハンコを使い分けて押印作業をしています。もう1つは書架整理です。バラバラになってたり倒れてたりしていたら、きっちりまっすぐ揃えていくのと、あとは、本の請求記号通りに並んでいるかどうかを確認し、番号通りに並び替えて整えるという作業をしています。

  • 仕事のやりがいをどういうときに感じますか?

    就職して初めの頃は「もうだめだな」とか「限界です」ってすぐ言ってたんですけど、いろんな人と話しているうちに、やり方がちょっとずつわかってきて、依頼を受けて仕事を終えた時に感謝の気持ちをいただいた時や、失敗した時に仲間が声をかけてくれたりとかすることにやりがいを感じています。自分自身が困った時に近くにいた仲間が「いつでも言っていいからね」とか「上田さんの仕事できっと喜んでくれる人はいると思うよ」って声をかけてくれたりとか、いろいろな仲間に助けられた時がすごく印象に残ってます。

  • 仕事をする上で心がけていることは?

    色々あるんですが、まずは仲間とのコミュニケーションです。社会人としての「報告・連絡・相談」はもちろんで、コミュニケーションが取れてないと仲間とも仕事が出来ない事があるので、それを大切にしながら仕事をしています。あとは、仕事がどうやったら速くなるかとか、どうやったらうまくいくかなっていうのを考えます。「こういう方法はどうですか」って聞いたりすることも大事にしてます。

  • 京都大学業務支援室に就職した経緯は?

    支援学校の進路担当や担任の先生方に色々紹介してもらい、3年生のときに見学と実習を重ねて「業務支援室で働きたいな」って思い就職しました。業務支援室は自分の得意なことを少しでも活かせるのではないかと思いました。そして一人ひとりに合った支援があることがすごいと思いました。あと、自分自身が事務補助系の仕事や手先を使う作業が得意なので、やってみたい、そして喜んでもらいたいというのがありました。一生懸命がんばって「感謝の気持ち」を受け取るのがすごく嬉しかったです。

  • 業務支援室はどんなところですか?

    業務支援室は色んな一人ひとりの個性があって、できることとか自分の直したほうがいいとことか、「得意・不得意がわかる場所」だと思います。経験を積んでいって、自分の苦手なとことか、これは自分にできる「得意とする部分やな」とか、そういうのが感じられるところじゃないかなって思います。

  • 社会人になって

    入職して最初の頃は人間関係で悩んでいたんですけど、それを「自分のせい」って落ち込んだり、相手のせいにしたりもしてました。でも色んな人と話してたら、それがその人の個性なんやなっていうのがわかってきました。「わかってきた」っていうのが、ちょっと変化でした。学生の時は「なんか、もう自分のせいや」とか「相手のせいや!」とか思い込んでたんですけど、過ごしているうちに「あっ、この人はこういう人なんだな」とか、「こう言う言葉をかけたら喜んでくれるかな?」とか、いろいろ感じるようになってきました。

  • 障害者雇用について

    難しいですね…。自分の障害のことは理解してたんですけど、あまり気にしてなくて。「できないのは障害のせい」っていうのはあまりしたくなくて。両親からも「誰かの、何かのせいじゃなくて、次はどうするべきか、どうしたらいいかっていうのを考えた方が良いんじゃない?」と言われてました。なので、「自分に何ができるか」っていうのを考えてます。

  • 自分の障害について

    「障害名を教えてください。」って尋ねられたら言っちゃう感じですね。でも人にもよります。友達とか職場で聞かれたら答えます。全く知らない人には…答えないですね。
    「どんな事で困ってますか?」って言われたら、「この障害持ってるからこうなるかもしれない」と答える感じです。
    自分でも自覚してるんですけど、指示とかやり方が変わった時とか、急な事が起きた時に、 こだわりがちょっとまだ残って、気持ちを切り替えたりとか、どうしたらいいかが分からなかったりするんで、そこの切り替えの部分がまだ難しいかなって思います。
    でも今は仲間と話したりとか、誰かに聞いてもらう方法で解決したりとか。自分でなんとかしても無理だなと思った時は相談するようにしてます。

  • 障害を持って働くことについて

    人それぞれ「その人の個性」とか「思い」が色々あると思うので、その「思い」を少しでも受け入れていただけたら。例えば「新しい事に対してのマニュアルを作りたいんですけど、時間があるときに作りたいです。」という意見があった時に一緒に考えてくださったりとか。そういう受け入れというか、少しでも聞いてくださったらいいなって思います。
    あと基本的な社会人としてのマナーももちろんですし、職場でのコミュニケーションはとても大切だと思います。職場の人とかが「この人とどうやったらいいんやろう?」とかなってしまうと思うので。人間関係を作ることはとても大事だと思います。その職場での人間関係が自分に合うところだったら就職出来るんじゃないかなと思います。作業の能力ももちろん大事と思うのですが、「マナー」と「人間関係」を大事にしたいと私は思ってます。

  • 障害者雇用で働く人に向けてメッセージ

    学生の時に、進路担当の先生や家族から「本当に自分に合う職場を見つけなさい。」と言われていました。今、「本当にその通りだなぁ」と感じています。
    「その場所」「その環境」に自分がいて、どこか引っ掛かったりとか、「なんか、嫌だな」とか、「自分の力では無理だな」って迷いが出る事があると思うですけど、そういう時に「自分には何ができるか?」「自分に本当に合ってるのか?」っていうのを考えて欲しいと思います。自分が、心から「この仕事できて楽しい」「色んな人と話せて楽しい」って感じる職場やったら「自分に合ってる職場」じゃないかなって思います。

  • 普段の生活で気をつけていること

    前日に仕事の準備とか忘れ物ないかどうかのチェックをするようにしています。あと、貯金が苦手で、持ったら持った分だけ使っちゃうところがあるので、家計簿をつけるようにしてます。これはずっと続けてて、「自分って意外と出来るんやな」と思いました。(笑) 家計簿をつけるようになって、「今月はちょっと使いすぎたかな」とか「買い物し過ぎたな」「これはいらなかったなあ」とか、見て振り返っています。貯金ができるようになったら「自分で家を建てたい」「母と旅行へ行きたい」という夢が叶えられます!

  • これまでとこれから

    子どもの頃の夢は絵描きさんになって、自分の描いた絵を売ってみたいって思ってました。
    将来は色んな人と関われる人になりたいなと思っています。たくさん経験を積んで、いろんな人と話して、親孝行もちゃんとして、1人暮らしもしたいです。「自分のことは自分でできる人になりたい」です。

1 DAY SCHEDULE

  • 吉田南図書館
    書架整理
    図書館印押し

    吉田南図書館<br />
書架整理<br />
図書館印押し

    最初は「見る情報」が多すぎて苦手だったのですが、できる方法を考え、相談しながらやってみたらできました。

  • 昼食・休憩

    昼食・休憩

    皆との会話を楽しんだり、趣味や特技(手芸、絵を描くこと)など、1人で集中できる時間にもしています。

  • 賞状の作成
    (教育学研究科)

    賞状のデザインから作成、仕上げまで行っています。
    大学チーム全員で相談して担当を決めて作成しています。チームワークがとても大事です。

  • 給与明細の仕分け
    (文学研究科)

    手順が多い作業のため、最終確認を部局担当者の方にお願いしています。「全部できていました。ありがとうございました」と言葉をいただくととてもうれしいです。

  • PDFデータの
    チェック
    (産官学連携課)

    HPで公開されている研究成果のPDFデータが文字化けやレイアウトのズレが無いかのチェック作業。
    パソコン業務の過集中で体調が悪くなることがあるので、指導員と相談して時間を決めて行っています。
    自分がどの位の時間なら大丈夫なのか、自分の限界を知ることも大事だと感じています。

働Key-Word 「働く私」

働いて初めて出合う自分。
家庭や学校では、自分ファーストで行えたことも職場では決まった方法やルールがあります。職場ファーストを理解して、働くことと自分の折り合いをつけること…とても難しい課題に取り組む毎日です。自分を知ることは、自分の世界を広げることに繋がっていくと信じています。